《デリヘル情報メニュー》女の子の嫌がる行為はしないブログ:2014/9/19
ぼくのパパは絵に描いたような昔気質の薩摩隼人で
良い意味でも悪い意味でも男尊女卑…
親は息子に対して絶対的な存在で、
手をつないでくれるくらいのことはあっても、
親と息子でべたべた甘えたり
甘やかしたりといったことは皆無だった。
いつもどこかに、
親と息子の「線引き」のような感覚があって、
息子の頃はそれがたまらなく寂しいときがあった。
ぼくが幼いころ、近所に女の子が越してきた。
歳が同じだったため、すぐに仲間になったのだが、
なんとその子は親のことを
「パパ、ママ」と呼んでいたのだ。
そんな呼び方は
お人形遊びの時くらいしか知らなかったぼくは、
本当に驚いた。
と同時に、
そう呼んでいるその子と
親がとても仲よさそうに見えたのだった。
その21時ぼくは、
帰宅したパパに勇気を振り絞って
「お帰りなさい…パパ!」と言ってみた。
するととたんにパパの顔が険しくなり、
耳がじんじんするほどの大声で怒鳴られた
「日本の息子がパパなんて呼ぶな!うちではそんな呼び方は許さん!」
今になって思うと、
息子に向かってそこまでむきになって怒らなくても…
と苦笑してしまうのだが、
幼かったぼくには、トラウマになるほど怖い思い出である。
あの日から30年ほど経ち、
ぼくにもムスメがうまれた。
折々の休みにムスメを実家に連れて帰るたびに、
面食らうことがある。
なんとあの鬼のように怖かったパパが、
孫ムスメにはメロメロなのだ。
「お喉渇いたら、ママにジュースもらいなさいねー」
なんてムスメに話しかけている。
思わず
「日本の息子がママなんて呼ぶな!じゃなかったの?」
と突っ込みを入れたくなるほど。
ぼくの甘えたかった気持ち、
パパの甘やかしたかった気持ちが、
孫ムスメを通してひとつにつながったように思える今日この頃…